2022年3月14日
カルチャー vol.14
小顔とは?小顔の定義や小顔になるためのセルフケアを徹底解説
- 小顔の定義
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顔が小さいことを「小顔」といいますが、小顔には明確な定義や基準があるわけではありません。小顔は他と比較をしたときに、対象よりも小さければ小顔ということになります。
ですから言い方を変えると、小顔には比較対象が必要だということです。
例えば「8頭身」という言葉がありますが、これは身長と顔(頭部)の比率をだして比較をしています。
また、肩幅の広さや首の長さに対して、顔の比率が小さければ小顔に見えます。つまり、世の中の平均的な顔のサイズや特定の誰かが比較対象ではないのです。
そう考えると小顔は、ほんの少しの努力や意識を変えることで、手に入れられる気がしてきませんか。
実際に顔はほんのわずかな変化で、大きな視覚的変化をもたらします。顔を大きく見せているむくみやフェイスラインのもたつきは、日々の取り組みから変わっていきます
小顔から遠ざかる主な原因もいくつかありますので、以下に紹介します。 -
小顔から遠ざかる原因① むくみ
原因のひとつがむくみです。特に顔の下半分は余分な水分がたまりやすく、むくみやすいです。
日によって太って見えたり、フェイスラインもぼやけてみえたりするのは、むくみが原因かもしれません。
むくみは、動脈の血管に含まれる水分が血管の外にしみだして、血管外にたまることで生じます。
むくみが解消されるときには、しみでた水分は、動脈の血管やリンパ管に再吸収されるため、水分によってふくらんだ状態も解消されます。 -
小顔から遠ざかる原因② エラの張り
2つ目の原因は、歯の食いしばりなどで発達した筋肉のせいかもしれません。
無意識に歯を食いしばる癖のある方や、睡眠中に歯ぎしりをしているような方は、あご周辺の筋肉が張ってきたり凝ったりします。
あごの筋肉は咬筋(こうきん)といって、奥歯を噛みしめた際に、あごのあたりで硬くなる筋肉です。
咬筋が発達して大きくなると、顔が大きな印象を与えるようになります。 -
小顔から遠ざかる原因③ たるみ
3つ目は肌のたるみです。加齢と共に肌の構成要素の減少により、顔にたるみが生じてきます。
また、顔の筋力の低下や代謝機能が落ちて、顔に脂肪がつきやすくなってきますが、脂肪を支える力も衰えているため、たるんで顔が大きくみえるようになります。
しかし、決して年齢だけの問題ではありません。
日ごろから、やわらかいものを好んで食べる習慣や、表情筋をあまり使わない方は筋肉に刺激が少ないため、たるみの進行を早めてしまうのです。
- 小顔になるためのセルフケア
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小顔になるためには、上述したむくみ、エラ張り、たるみの3つにアプローチできるようにしていきますが、その前に注意点をお伝えします。
小顔になるためのセルフケアには、さまざまな効果があるからといって、どんなときでも良いわけではありません。
思わしくない症状があると、気持ち良くリラックスはできないだけでなく、セルフケアによって症状が悪化するケースがありますので、肌のコンディションが悪いときは注意してください。
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小顔を目指すリンパ流し
顔のむくみ解消や代謝が良くなるように、リンパの滞りを改善していきます。
耳周りにはたくさんのリンパ節が集中しているので、しっかりと流すことで代謝もよくなります。
①両手の親指の腹を、左右それぞれの耳の裏の凹みに当てます。
②耳の裏、耳下の凹み、あごの下まで親指をフェイスラインに沿って押しすべらせます。 -
小顔を目指す咬筋ほぐし
咬筋は食いしばりや歯ぎしりの癖のある方は、筋トレのように強い力が加わるため鍛えられ、自然とエラも張っていきます。意識のできるときの食いしばりは改善していきましょう。
食いしばりの強い方は咬筋も凝り固まっています。こまめにもみほぐすようにしてください。
①両手の人差し指、中指、薬指の三本を左右それぞれの咬筋のあたりに当てます。
②両手で顔を挟むようにして押すようにしてもみほぐします。
③左右グリグリと押しながら10回程度行います。 -
小顔を目指す頭皮ケア
食いしばりの強い方は頭皮も凝り固まりやすく、むくみの原因にもなります。特に側頭筋が凝っているはずです。
頭皮をもみほぐすと、リフレッシュ効果も高いので、疲れがたまっていると感じたらその都度行うと良いでしょう。また、シャンプーをする際にもおすすめです。
①手を軽くグーにして、第二関節の突起を使って側頭部をほぐします。
②両手の人差し指、中指、薬指の三本の突起をこめかみに当てます。
③こめかみから、耳の後ろまで、横や上に少しずつずらして圧をかけます。それぞれ3~5回くらいが目安です。
- 小顔になるための小ワザ
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むくみ、エラ張り、たるみは放置しておくと、どんどん小顔から遠ざかってしまう可能性があります。
しかし、エラ張りの原因となる歯ぎしりや食いしばりは、対策のしようがないと思いがちですが、歯ぎしりの原因のほとんどはストレスだと言われています。
食いしばりも、仕事などの作業に集中しているときなどは、無意識に食いしばっていることがあります。ストレスをため込まないように気分転換やリラックスできるようにしてください。
これから紹介する3つの習慣を取り入れていただくと、小さな気分転換やリラックスにもつながるかもしれません。
きっちりセルフケアする時間以外に、日常に小さな習慣を少しずつとりいれると、顔を引き締める効果がより高まります。
以下の「圧、伸ばす、さする」の習慣を手が空いていたら、とにかくやるのがおすすめです。
やり方を気にせず、いつでもどこでも簡単にでき、顔、頭、首、デコルテ周辺どこにでも応用できます。
圧
指の腹で顔や顔周辺に適度な圧や刺激を加える。
筋肉の凝りをほぐし、リンパの流れや血行を促すといったことが期待できます。
伸ばす
筋肉、筋、関節をしっかり伸ばす。
ストレッチをすることで刺激を与えて血流やリンパの滞りを防ぎ、凝りを改善します。
さする
指のはらで肌表面をさする。
さすることで、こわばりなどを和らげ余計な老廃物が流れるように促します。
- まとめ
日々の小さな習慣や取り組みから、小顔を目指せることをお伝えさせていただきました。
そして、表情豊かにするように過ごしていただくことをご提案させていただきます。
一説によると日ごろ日本人は、豊かな表情をつかさどる筋肉を顔全体の20〜30%程度しか使っていないといわれています。
日常生活のなかで表情を豊かにすることを心がければ、筋肉が引き締められて小顔効果も期待できます。
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